179曲目 bravery

歌:L'Arc〜en〜Ciel
作詞:tetsu
作曲:tetsu
編曲:L'Arc〜en〜Ciel、亀田誠治
リリース:2000年8月30日(アルバム「REAL」)
こんな曲

 179曲目はL'Arc〜en〜Cielのbraveryです。今まで、自分の中で重要ないくつかのグループの曲は、出し過ぎにならないように50曲ごとに定期的に出していたのですが、これは不定期です。もう残り少ないし適当でいいだろうということです。前回ラジオ・スターの悲劇で「昔はよかった」という曲について語りましたが、今回はその逆、「昔はよかったなんていわないで」という曲です。やっぱり懐古の話になるとこれは出さないといけない気がする

 この曲はラルクが最初の活動停止をする直前の2000年に発表した「REAL」というアルバムの前半に入っている曲です。hydeさん曰く、このアルバムがREALと題されている理由は当時の歌詞が現実的なものになっていたからだそうです。なるほど。だからリーダーもこんな歌詞書いちゃったのか〜。いや現実的すぎるだろ…当時この曲の歌詞はそりゃ話題を呼んだものでした。「あなたたちには分からないだろうからもういいよ」とファンを突き放すような歌詞を、しかも「比喩に比喩を重ねる」と評されるようなhydeさんではなく、直球火の玉ストレートな歌詞を投げてくるtetsu(現:tetsuya)さんが書いてきたもんだから。一応別解釈もあるみたいだけど、まあ「あなたたち」「私たち」という言葉から普通に解釈してファン、しかも「昔はよかった」と言うだけのファンに向けたものなのでしょう。ちなみに個人的には、ずっと突き放すことを言っておいてラスト1行で「you will help us」「we will help you」ってデレる所がなんか好き

 さて、そんなわけでこの曲はもっぱら歌詞について語られることが多いのですが、俺にとってはこの曲は「REAL」でもトップクラスの曲です。元々この歌詞は嫌いじゃないし、そんなことよりもこの曲はとてもきれいな曲なのです。サビ直前の4小節でIV→V→VI→VIIという変わったコード進行をしていて、マイラバの「愛のために」とかでもあるけど凄い好き。サビに向けて盛り上げたるでー!みたいなね。サビ冒頭のコード進行も、ベースが半音ずつ下がりながら響きを変えていくとてもきれいなものです。とにかくきれいな曲。歌詞と対比させたのかもしれないね。ということで今日は…この曲って岡野ハジメさんではなくて亀田誠治さんがアレンジなんだね。へー、今日はこの辺にしておきましょう

 完成まであと21曲

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