180曲目 teens

歌:trf
作詞:前田たかひろ
作曲:小室哲哉、久保こーじ
編曲:小室哲哉、久保こーじ
リリース:1995年12月11日(シングル「Happening Here/teens」)
こんな曲

 180曲目はtrfのteensです。まだ小文字だった頃のtrfですね。まあ今までも全部そうなんだけど。今までと言うと、trfは前にも2曲挙げたのですが、どちらもダンサブルな、ノリノリな、「それにしてもこのSAM、ノリノリである」みたいな曲でした。今回は強烈なバラードです。初めて気づいたんだけど、どうも無意識のうちに10の倍数の時はバラードにしたい気持ちになるみたい。では180曲目始めましょう

 この曲は95年の年末、Happening Hereというかっこいい系の曲との両A面シングルとして発表された曲です。両A面シングルの常として、メディアでは大体Happening Hereが流れていて、当時は2曲目のteensを聞いた記憶があまりありませんでした。もしかしたらSAMが踊り狂う従来のイメージと違ったからかもしれない。そもそもこの曲は本来ボーカルのYU-KIさんのソロ曲として構想されていたという裏話があるそうです。なるほどねー。でもtrfの曲としてじゃなきゃ俺が聞いてなかったかもしれないから、それはよかった

 で、曲的にはというと。そういえばちょっと前にYoutubeで「サビの途中で転調する曲特集」みたいなのを音楽理論系Youtuberみたいな人がやってて、へー面白いね、でも月虹が無いのは許せないねとか言っていたのですが、これも無かったぞこら。まあ紹介できる時間にも限界があるだろうし…。ということでこの曲もサビの後半で同じメロディーを1音半上に転調します。さすがにここまでやると他のtrfの曲よりかなり印象が違う、リズムよりメロディ重視といった感じの印象。で、サビでの転調と言いましたが、この曲とにかく転調が多い。1番だけで4回転調してるのかな?Bメロ入るところと、Bメロ途中と、サビ入るところと、サビの途中か。Bメロの所は、いわゆるベタな4536の同じ進行を調を変えて繰り返すという、Seven Days Warでもやってたよね、あれをやってる

 なんか関ジャムもどきみたいな展開になってきたのでそろそろ辞めますが、とにかくまあ転調ならこれかCry Babyかって話なわけよ。まあ転調の好きな小室さんならでは、と、思いきや、この曲はI wanna be a sweet angel…で始まるサビの部分しか小室さんは作ってなくて、残りは久保こーじさんらしい。自称小室哲哉の一番弟子久保こーじさん。さすがだな。まあそんな理屈はどうでもよくて、サビ途中で一気にテンションが変わるYU-KIさんのボーカル(あと誰か知らないけどコーラス)を楽しみましょう。という曲です。ということで今日はこの辺にしておきましょう

 完成まであと20曲

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