# | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
---|---|---|---|---|
1 | CLIO | 都啓一 | SOPHIA | |
2 | DANCE 〜tarantellaを華やかに〜 | 松岡充 | 豊田和貴 | SOPHIA |
3 | Lucifer | 松岡充 | 豊田和貴 | SOPHIA |
4 | float | 松岡充 | 黒柳能生 | SOPHIA |
5 | little cloud | 松岡充 | 松岡充 | SOPHIA |
6 | Chicken Heart | 松岡充 | 都啓一 | SOPHIA |
今日のテーマは、SOPHIAの4枚目のアルバムであるlittle circusです。100曲の記事の時にもにも書いた通り、俺はGLAY派かラルク派かで言うとSOPHIA派にあたるような人間なので…これはメジャー通算で4枚目のアルバムにあたるのですが、それまでの3枚はいずれもミニアルバムなので、これが初のフルアルバムです。そして、これはまた全曲終わった後に書くのですが、この初のフルアルバムにして見方によっては完成形に達しています。ということで前半を始めましょう
1曲目「CLIO」 都さんのキーボードソロで幕を開けます。このアルバムは最初のこの曲と最後の曲が同じ主題を持つインスト曲となっています。アルバム全体で一連の流れを作る、いわゆるコンセプトアルバムですね。アルバムのテーマはタイトル通りサーカス、この曲は開場のSEというわけです。多分。ゆっくりとしたきれいなメロディはとても好きで、よくピアノでまねして弾いていました
2曲目「DANCE 〜tarantellaを華やかに〜」 1曲目が静かに終わったと思ったら突然「ワンツースリーフォー!」というカウントと共に激しい曲が始まって正直ビビる。キーボードも乱れ撃ちみたいな弾き方をしてるしボーカルは奇声をあげるし(あげてたっけ)タランテラというのはイタリアの、速いテンポで踊り狂う曲のことなのだそうですよ。リンク先にもあるけどブルクミュラーの「25の練習曲」にもあったねそういえば。タララタララってやつだよね(全然分からない)
3曲目「Lucifer」 Luciferというのは歌詞にある通り明けの明星を指す言葉です。ということは宵の明星たる一番星と実質同じ。つまり俺の曲だ(どういう理屈だ)ルシファーとか、犯した罪とか、なんかそういう難しそうな歌詞だけど、曲自体は8分の6拍子の穏やかな曲です
4曲目「float」 3曲目からトラックがつながっています。コンセプトアルバムだから流れ重視なんだろね。SOPHIAは作詞は全曲をボーカルの松岡さんが担当しており、作曲は主に松岡さん、ギターのジルさん、キーボードの都さんの3人で分担しています。で、たまーにベースの黒柳さんも書いており、これがその1曲です。メインソングライターでないせいか、他の3人の曲には見られないとてもシンプルな曲。カノン進行のね。やっぱカノン進行は素敵だな
5曲目「little cloud」 これはシングル曲で、演奏時間が6分を超えるこのアルバムでは一番長い曲です。演奏時間もそうだけど構成からしてもう大作って感じがすごい。Aメロ→Bメロ→Aメロ→Bメロ→サビ→(ギターソロ)→Cメロ→サビ×2→(ピアノソロ)→大サビ×2といった感じで、ギターとキーボードを両方擁する編成だからこそのソロが2回入るという編成。最初聞いた時はすごい曲だって思ったな。こんな名曲をSOPHIAは持っていたのかって。ちなみにこの曲でSOPHIAは初めてCDTVに出演したらしい。当時は深夜のテレビなんて見てなかったけど
6曲目「Chicken Heart」 前半のクライマックスである「little cloud」が終わり、休憩です。というか、なんだこの曲は…。テレビのチャンネルが切り替わる音が流れてその中のひとつから短い曲が流れるような、ミスチルの深海でもそういうのあったっけ?そういう構成です。なのでこの曲で曲と言える部分は実質40秒くらい。この曲と次の曲はトラックがつながっていて、流れるように後半戦に突入します
ということで前半戦でした。6曲目は前半でも後半でもないんだろうけど…。次回は後半戦です
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