96曲目 境界線

歌:ゆず
作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治
編曲:寺岡呼人、ゆず
リリース:1998年7月23日(アルバム「ゆず一家」)
こんな曲

 96曲目はゆずの境界線です。ゆずは結局3曲挙げたのですが全部岩沢さんによる曲でした。ごめん北川。俺は「向日葵ガ咲ク時」とか好きだぞ。まあそれはいいとして、ゆずの「最後の曲」といえばこれのイメージです。この曲はゆずの、フルアルバムとしては最初のアルバムである「ゆず一家」の最後を飾る曲です。2008年のWONDERFUL WORLDあたりの頃に初めて知ったのですが、ゆずのアルバムの最後の曲はなぜか決まって北川さんによる曲で終わっています。その唯一の例外がこのアルバムで、このアルバムだけは岩沢さんによる「境界線」で幕を閉じるのです。なんでだろね?ともかくこの曲は名曲です

 ゆず一家というアルバムは、いわゆる初期のゆず、アコースティックギターを主体とした音楽としては最後のアルバムになります。次の「ゆずえん」からはバンドの曲が多くなってくるので。当時リアルタイムではシングル曲しか知らず、アルバムを最初に聞いたのはいつだったか…定かではないですが、初めて聞いたころの感覚はなぜかよく覚えています。「夏色」とか「少年」のようなシングル曲よりもシンプルだけどすごくきれいな曲って、自転車に乗りながらMDで聞いてて思っていました。その究極の形がこの曲、と思っています

 で、この曲なのですが、ひとつ思い出があって、変な聞き方をよくしていたのです。この曲の1番までの演奏はボーカルとギターのみなのですが、ボーカルは中央から聞こえて、ギターがほぼ右からのみ聞こえてくるのです。上の動画ではなぜか両方から聞こえてくるけど、CDではほぼ右から。何が言いたいかというと、ステレオのイヤホンを左だけ付けて聞くとアカペラに聞こえる。なぜ最初にそんなことをしたのか分からないけど、謎の感動があったよね。ゆずのアカペラだ!って。そんな感じでよく左だけイヤホン付けて聞いていました。何が楽しかったのかわかりませんが思い出ですね

 あと最後になったけど一段落目で、北川曲で終わっていない「唯一の例外」と書いたけど、実際は「FURUSATO」の最後の曲である「みらい」も共作なので例外といえば例外です。「みらい」も名曲だよね。横浜開港何周年かの歌だっけ。いいなー。岡山も誰か「岡山の歌」みたいな名曲書いてくんないかな?まあそれはそれとして今日はこの辺にしておきましょう

 完成まであと4曲

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