84曲目　CRUCIFY MY LOVE

　84曲目はX JAPANのCRUCIFY MY LOVEです。たしかXの曲は最初の頃に挙げたことがあった気がするのですが、その時に「しまったCRUCIFY MY LOVEとかにしとけばよかった」と書いたので、ここで改めて挙げておきます。Xの、特にX JAPANの時期の曲のすばらしさはきれいな曲であることだと思っていて、激しくきれいな曲はDAHLIA、静かできれいな曲はこのCRUCIFY MY LOVEだと思います。今日はその静かできれいな方の曲を

　で、この曲。最初に聞いたのはどこだったかな…もうよく覚えていませんが、多分テレビでもラジオでもなかった気がします。何かどこかで突然流れているのが聞こえた、そんなものです。そして思ったのが「きれいな声の人だなー誰なんだろうな？」っていうこと。X JAPANだとは思わなかった。この時期に及んで俺はまだX JAPANを「激しい曲を演奏する怖い人たち」だと思っていたから（96年でまだ思ってたの？）そうは言っても96年って俺まだ幼少期だからね。まあいいわ、X JAPANだと思っていなかった。まあそれはすぐに真実を知ることになるのですが、それよりもずっと後になってX JAPANのアルバムのクレジットを見ていてひとつのことが分かった。この曲はボーカルのTOSHIさんとピアノのYOSHIKIさんしか演奏に参加していない。これはX JAPANの曲ではない、俺は間違っていなかった

　間違ってるよ。X JAPANのアルバムなんだから。このアルバム自体が結構特殊だよね。ドラムが打ち込みの曲とかあるし。まあそれはそれとして、この曲自体はとにかく名曲です。バラードの最高峰はENDLESS RAINを挙げる人が多いと思うけど俺はこれだと思う。これかUNFINISHEDだと思う（どっちだよ）歌詞はすべて英語で、クォーテーションで囲まれたThat love should see a colorというのは人種問題に関したフレーズなんだそうですよ。へー。よっちゃん社会派だね（よっちゃん言うな）あとこの曲ってX JAPANのバラードではかなり珍しい4分台の曲です。ほら彼らのバラードって8分とか9分とかそんなのばっかじゃんか。Tearsとか10分超えてるよね。しかも6分くらいからずっとよっちゃんがぶつぶつ言ってるだけだし（だからよっちゃん言うな）そんな感じですが今日はこの辺にしておきましょう

　完成まであと16曲