71曲目 Livin' on a Prayer

歌:Bon Jovi
作詞:Jon Bon Jovi、Richie Sambora、Desmond Child
作曲:Jon Bon Jovi、Richie Sambora、Desmond Child
リリース:1986年8月25日(アルバム「Slippery When Wet」)
公式PV

 71曲目はBon JoviのLivin' on a Prayerです。なぜボンジョビ。31曲目の時にちょっと書いているのですが俺は邦楽しか聞かない人間です。単純に洋楽に縁が無いというのもありますが、一応幼少時にサンデーベストっていうラジオの洋楽専門番組を毎週聞いていて、それでも洋楽は身に付かなかったので多分好みもあるのだと思います。ちなみにボンジョビについて知っていることは「ボーカルがボンジョビって名前」「ギターが反町隆史と曲を出したことがある」くらいです(少なすぎない?)そんな中この曲が例外的に好きなのは、多分この曲が物凄く邦楽的だからだと思うのです

 まずこの曲は構成的に邦楽のフォーマットに近い。イントロがあって、Aメロ、Bメロ、サビ。Aメロ、Bメロ、サビ。ギターソロがあって、Bメロの変形の後に転調して大サビを繰り返しながらフェードアウトしていく。素晴らしい。これもうJ-POPだな。ただJ-POPなら最後の転調は半音上がるというのが普通の流れだけど、この曲は1音半上がります。確かに最後物凄い高さになるよねこれ。ちなみにこの曲はミスチルのinnocent worldと同じくらいボーカルがサビを歌わないことで有名らしく、「いつからジョンはLivin' on a Prayerのサビを歌っていないのか」という調査が行われたこともあるらしい。ハハハ。結果を知りたい

 で、もう一つの邦楽的要素は歌詞です。これ以外の洋楽はクイーンの「Bicycle Race」くらいしか知らない俺にとって洋楽の歌詞は適当というイメージなのですが(偏見)この曲はやたらと物語仕立てです。若い男女、生活は苦しくつらいことを我慢しないといけない、でもいつかよくなると祈りながら生きていこう…ってもう邦楽というか演歌だろこれ。アメリカのバンドなのに「おしん」の世界じゃねえか。おしんが放送されたのはこの曲ができる3年くらい前なので、もしかしたらボンジョビのメンバーも放送を見てたのかもしれませんね

 見てるわけねえだろ…まあそんな感じで、俺の中ではボンジョビはもう邦楽になっているという話でした。Mステにも出たことあるし。今日はこの辺にしておきましょう

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