41曲目 空から降ってきた少女

曲:久石譲
作曲:久石譲
編曲:久石譲
リリース:1986年8月25日(アルバム「天空の城ラピュタ サウンドトラック 飛行石の謎」)
こんな曲

 41曲目は久石譲さんの空から降ってきた少女です。いきなりこの人は何を挙げているんだネタ切れか?と思う人もいるかもしれませんが、これは実はこの企画の構想段階から入れようと思っていたインスト曲シリーズです。この企画を「好きな100曲」にしなかったのもそうだし、最初の方で「きれいなメロディが好き」と書いた、それも決して歌メロに限らない。メロディを聞かせるインスト曲もあるのです。そろそろ折り返しが見えてきたので、前半戦のうちにやっておきたかった。ということで史上最も好きなインスト曲のひとつ空から降ってきた少女行ってみましょう

 もしかしたらタイトルだけ聞いても知らない人もいるかもしれませんが、クレジットの所を見てもらったら分かる通りこれはジブリ映画天空の城ラピュタの劇伴の1曲です。具体的に言うとシータちゃんが落下してOPのスタッフクレジットが流れるあそこで流れている曲です。金曜ロードショーでラピュタを見る時、俺のテンションが一番上がるのは「バルス」でも「最後のチャンスだすり抜けながらかっさらえ」でもなくこの曲が流れる時です(最初じゃねえか)俺は最初がクライマックスなんだよ!この曲終わったら「はいはいバルスバルス」って言いながら半笑いで見てるから

 半笑いで見ないでよ…。人によっては、というか多くの人にとってはこの曲は「君をのせて」と認識されているのではと思います。宮崎駿さんによる詞、井上あずみさんによる歌が入ったその曲ももちろんいい曲で、それが流れるEDを見ながら「あーやっぱラピュタは最高だな」などと言っているのも事実なのですが、でもやっぱりこっちの、1分50秒くらいで弦がドレミ♭〜って大音量で鳴らしながら飛行石が光りだすところあるじゃんか、こっちの方が好きなんだよね。ハ短調のきれいな曲で、やっぱ日本人には短調のメロディが響くのかもしれないですね。前に住んでたところのTSUTAYAにはやたらとジブリ映画のサウンドトラックがあって、これもその一つだったのですが、魔女宅のアレとかトトロのアレとかもよかったのですがやっぱり一番はこの曲だと思います。ということで今日はこの辺にしておきましょう

 完成まであと59曲

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