67曲目はAKB48のEveryday、カチューシャです。90年代のSMAP、KinKi Kids、00年代のZONE、モーニング娘を挙げているので次は今どきの、2010年代のアイドルソングということで考えてここに行きついたのですが、先に言っておくと俺はAKBをよく知りません。テレビを見て「うーん、全員まゆゆに見える…」などと思ってよく見たら乃木坂で、全員まゆゆじゃなかったこともありました(それはよく知らない以前の問題だな)ただこの曲だけはなぜか好きで何度も聞いたので、この曲を今どきアイドルソングの代表として挙げます
この曲は確か「高校野球のマネージャーがドラッガーのマネジメント…」という当時のベストセラーの映画化で主題歌になっていた気がします。今は坂も台頭してきて埋もれているイメージですが、当時のAKBの勢いたるやシングル1枚出せば自社ビルが建つような勢いで、この曲も当時のシングル初週売り上げの歴代記録を、実に15年ぶりに更新した物凄い曲なのです。ただ、この曲は他の同系統の曲(ポニーテールとか)に比べて振り返られることが少ない気がする。俺はこの曲こそが泣きメロの名曲だと思うんだけど…なのでもっと取り上げてほしい。音楽番組のVTRとかで
曲的なところだと、タイアップ先の作品やPVから分かる通り全体的に夏の雰囲気の曲ですね。モーニング娘の「真夏の光線」みたいな、アイドルソングの王道は夏の曲なのかもしれない。ハロプロ系と違ってAKB系は様々な作曲家の人が曲を書いているのですが、井上ヨシマサさんというのは80年代から活躍している作曲家で、いわゆる王道です。個人的なポイントはBメロまでがハ長調で、サビで短三度上の変ホ長調に突然転調するところでしょうか。短三度上への転調、マイラバのHello, Again(ホ長調→ト長調)の時に体に刻み込まれた勝利の方程式です。俺はもう短三度上への転調を聞くと無条件で好きになるんだと思う(ちょろすぎない?)ちなみに転調してすぐE♭→Gというpure soulの時にも書いたI→IIIの進行があったり、好きな要素であふれている。逆に言うと王道過ぎて別段目新しいところのない曲なんだけど、最初に書いた通りAKBをよく知らない俺にとってはやっぱ基本が響くんだよね。ということで今日はこの辺にしておきましょう
完成まであと33曲
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