54曲目 また明日

歌:ゆず
作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治
編曲:寺岡呼人、ゆず
リリース:2012年8月8日(シングル)
こんな曲

 54曲目はゆずのまた明日です。しばらく2曲目シリーズを続けようかと思います。で、以前「もしかしたら4番目に好きなグループはゆずかもな」と書いたことを思い出したのもあり、ゆずの2曲目にしました。あと、「また明日」って言葉が好きなんだよね。このサイトももう7年以上やってるけど、日記の最後には必ずまた明日と書いています。そう書くことで帰ってこれる場所にしたかったのかもしれない。ということでこの曲なのですが

 これは2012年に発表された曲です。この頃のゆずは、初期のギター弾き語り時代、中期のバンド時代を越えてもっと大きなスケールの曲を歌う時期になっていました。栄光の架橋の路線を継承したのか、また2011年の震災の影響もあったらしい。その中でこの曲は、その書き方で言うと中期を思わせる曲でした。アルバムで言うとONEとかリボンとかの時代の雰囲気かな。編曲もその頃の曲をほぼ全部担当していた寺岡呼人さんが久々に担当していました。しかしその懐メロ路線を取ったこの曲、全然売れなかった。全然ってほどでもないけど週間7位という順位で、マジかー。もう世間に求められているゆずは俺の知っているゆずじゃないんだなって言いながら俺は「また明日」のCDを火にくべたのでした。くべてないけど。と言いながらも、たまに物凄くいい曲があるからゆずから完全に離れることはできない

 では曲の方に行きますと、「始発列車」に続いてまたしても岩沢さんの曲です。俺はまあ北川曲も岩沢曲も好きなのですが、比較すると極端に岩沢曲が好きで、多分ゆずのベスト10を作ると9曲は岩沢曲になると思う(極端すぎるわ)ちなみに残り1曲の北川曲は「向日葵ガ咲ク時」っていう、この100曲では多分挙げないけど名曲なのでみなさん聞いてください。で、この曲は岩沢曲の例にもれず声が高い。全体的に高い。Aメロの出だしの「夕暮れの〜」って普通に歌ってるけどその時点で「粉雪」(レミオロメン)の最高音と同じ音が出てる。当時のインタビューで岩沢さんが「あまり高く聞こえないのに高いからつらい(笑)」みたいなことを言ってたけど、これはもう声質だよね。岩沢さんの声は邦楽界の宝だと思う。カラオケ行きたくなってきたな。ということで今日はこの辺にしておきましょう

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