30曲目　April -Theme of Dear Friends-

　30曲目はSPEEDのAprilです。30曲まで来たね。またアイドルの曲です。正式タイトルの通りこの曲はSPEEDの解散時に出したベストアルバム「Dear Friends」のテーマとなった曲で、SPEEDの最後の曲です。正確には再結成とかしていたらしいので最後の曲ではないのですが、再結成を当時のニュースでしか知らない俺にとってはこれが最後の曲です（勝手な基準だな）そして最後の曲にして最高の曲がこの曲だと思っています。ちなみにこの曲が出るまではALIVEが最高の曲だと思っていた。基本的にSPEEDってバラードしか好きにならなかった気がするな…

　さて。SPEED。デビュー当時一番年下の島袋さんは小学生という低年齢グループでした。当時は俺もまた小学生で、歌番組に大人に混じって自分たちと同じ小学生が出ているということ自体がもう衝撃でした。だってそんなの他には黒猫のタンゴくらいしか無かったよ？（そんなこと無いしたとえが古すぎる）瞬く間にミリオンを連発するトップアイドルとなったのですが、俺はその当時小室ファミリーとヴィジュアル系にしか興味がなかったので（そんなことは無いでしょ）SPEEDに入れ込むことはありませんでした。ただ、年が一番近くて同じ4月生まれの島袋さんにはえらく親近感がありました

　そして2000年3月31日のミュージックステーション出演をもってSPEEDは解散します。4月からそれぞれの道を進み始める彼女たちから最後に贈られたこの曲では、1番では4月が来るたびに自分たちは大人になっていく、2番では4月が来るたびに今までのことを思い出してねという歌詞がつづられています。それを受けて毎年4月になるとこの曲を聞きながら、彼女たちがHEYHEYHEYにミミガーを持ってきたこととかを思い出すのです（他に無かったの思い出すこと？）奇しくも4月生まれの俺にとっては「4月が巡りくるごとに私たちは大人になっていく」という歌詞が重すぎる。俺は4月が来るたびに大人になれているのだろうか…

　あの頃の未来に僕らは立っているのかな（それはSMAPだな）ということで本当にフィナーレを飾るという感じの名曲でした。さすが伊秩さん。なんかこの曲自体がそもそも思い出と一体化した曲なんだよね。なのであまり曲自体を語ってないですが、まあ、いいか。今日はこの辺にしておきましょう

　完成まであと70曲