26曲目 背徳の瞳〜Eyes of Venus〜

歌:V2
作詞:V2
作曲:V2
編曲:V2
リリース:1992年1月18日(シングル)
こんな曲

 26曲目はV2の背徳の瞳〜Eyes of Venus〜です。V6じゃなくてV2です。日記にも書いたのですが小室さん久々に(裏方だけど)音楽界に復帰ということで、小室さんの中でも一番ヤバい曲にしました(ヤバいんだ?)ヤバいというか凄い。まずV2というのは、ってところからなのですが、多分このサイトでも1〜2回は書いてるけど、当時TM NETWORKのリーダーだった小室哲哉さんと、当時XのリーダーだったYOSHIKIさんによる夢のドリームなユニットです。初めて知ったのは確か…Mステ?多分Mステだ。全盛期だったと思うから多分96年か97年くらい、スペシャルの企画で「小室さんの曲を全部流す」というのをやっていてそこで見た気がする。あれびっくりしたよね。小室さんこんなバンドやってたんだ?ってのもあるし、曲も一瞬だったけどハードな曲だったし

 では曲的なところ行きましょうか。まずは小室さんとYOSHIKIさんのピアノ連弾から始まります。CD音源としてはピアノ3台らしい。これもピアノでコピーして弾いてたな。多分今でも弾けるんじゃないかな。で、ドラムとシンセからなる高速イントロが始まりいきなりテンションを上げていきます。そして歌が「♪あの日〜」と始まる。ここよ(どこだよ)この曲における一番すごい点はイントロのピアノバトルでもなくXの高速ナンバーを彷彿とさせるドラムでもなく、小室さんのボーカルです。昔の曲なので当時このボーカルがどんな激論を呼んだかは知りませんが、俺の立場としては全肯定派です。もちろんファン目線なのもあるけど、小室さんのボーカルってシンセなんだよね。ドラムとシンセを主体とした曲だから、ボーカルすらもシンセと化したこの状態がすごくマッチしてる

 話によると当時はアルフィーの高見沢さんを入れる案もあり、そうなったら多分ギターボーカルとして入ることになっただろうし、他にもYOSHIKIさんが主宰するエクスタシーレコードのボーカリストを起用する話もあったそうです。まあ確かに上手いボーカリストで聞いてみたい気もするけど、でもやっぱり外部ボーカルはその人のイメージが強く付いてしまうし「小室とYOSHIKIのユニット」という面からするとこの形式でよかったなと思うのです。10年後にKEIKOさんをボーカルでglobeとして「seize the light」という曲を共作することになるのですが、やっぱりglobeなんだよね。マークさんもいるし。なので2人のみでこの伝説の曲を残したことは価値があることだと思いつつ今日はこの辺にしておきましょう

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