21曲目 マイフレンド

歌:ZARD
作詞:坂井泉水
作曲:織田哲郎
編曲:葉山たけし
リリース:1996年1月8日(シングル)
公式映像

 21曲目はZARDのマイフレンドです。これ書いてなかったか。今までの歴代でもかなり上位に位置する曲て、山のように名曲を量産してきた織田哲郎さんの中でもトップに君臨する曲だと思います。ひとつ前に書いた夏の幻とは共通点もあり、まず同じビーイング系列、そしてアニメタイアップが付いていた、そして自分の中でアニメソングのカテゴリに入っていないという所です。スラムダンクの曲は結構そういうのあるかな…。スラムダンク自体は一応しっかり見ていたので、OPの「君が好きだと叫びたい」とかはおおっスラムダンクの曲!と思うのですが、これとか、世界が終るまでは…とか、ED曲については、同時期に音楽番組で見ていた印象の方が強く、アニメの歌という感じがどうしてもしない

 そんな風に感じています。さて、ZARDをはじめビーイングは音楽番組に出ない戦略を取っていましたが、では何で見ていたかというと、その昔ビーイングは自社の宣伝番組である「NO」という、これはエヌオーと読むのですが、番組を持っていたのです。確かMステの前に放送していたはず…と思ったらWikipediaによるとMステの後に放送していたらしい…と思ったら、その下の「各局の放送時間」によると岡山はMステの前だった。俺の記憶力結構正確だな。で、正確ついでに言うとそのNOでこのマイフレンドのPVも流れていたのです。ランキング番組でもおなじみのあの坂井さんが街中で振り向くやつ。振り向き坂井さん(よりぬきサザエさんみたいに言われても)あの曲の象徴みたいな感じだよね

 曲的には、これはサビの「あなたを思うだけで〜」からのC→G→Am→E7→F〜というコード進行があって、ベッタベタのカノン進行のEmをE7に変えただけなのですが、なんでここまで劇的に印象が変わるのか。この3小節だけで日本の歌謡界に伝説残せるレベルだと思う(大げさだな)AメロBメロが耳コピできないレベルの訳わからない分数コード使いまくってるのと対照的にサビはこの部分以外超シンプルになってるのも、意図的なんだろうけど凄いよね。さすがビーイング。職人がたくさんいるんだろうなみたいなことを思いつつ今日はこの辺にしておきましょう

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