9曲目 空も飛べるはず

歌:スピッツ
作詞:草野正宗
作曲:草野正宗
編曲:土方隆行、スピッツ
リリース:1994年4月25日(シングル)
公式PV

 9曲目はスピッツの空も飛べるはずです。俺もそろそろ空を飛ぶべきだと思ってスピッツの代表曲を持ってきました。この曲はドラマ「白線流し」の主題歌です。白線流しはリアルタイムでは見ていないのですが、スペシャル版が放送されるとかのタイミングで再放送されたのは見たことがあって大体の話は知っています。白線を流すんだよね(本当に知ってるのか?)TOKIOの長瀬くん若い!そして酒井美紀さんかわいい。発売当時まだ無名に近いバンドであったスピッツはこの曲を発売するも当時最高位28位に終わったそうです。そこから1年以上経って、ドラマ主題歌に起用されて大ヒット、そのため94年の曲なのに96年にピークを迎えるという不思議な現象が起きています。すごいよね。同時に注目を集めないといい曲でも全然売れないんだなって、この話を聞いたころに初めて思った気がする

 いずれにせよドラマと切っても切れない関係にあるこの曲ですが、いい曲だよね。改めて聞いてみたけど何回連続でも聞ける曲だと思う。コード進行もシンプルで、当時はみんなギターでこれ弾いてたんじゃないかな。俺はギターは弾けないけど(またそれか)コード進行といえば、サビの途中「空も飛べるはず」ってタイトルを放つ部分だけ「D7」っていう他と違うコードを使ってて、凄く好きなんだけど当時は完全に謎でした。話によるとこれはドッペルドミナント(ダブルドミナント)という技法で、この曲はハ長調なのですが、一瞬だけG(ト長調)のコードを使うことで次に続くGのコードにきれいにつなげるのだそうです。ドッペルドミナント!なんか強そうな響き!(絶対分かってないな)当時はそんな感じで、「なぜここが好きなのか」を知りたいがために音楽理論とか知りたがってた気がします

 歌詞は、2番に「ゴミできらめく世界が僕たちを拒んでも」っていうフレーズがあって、なんか怖い歌詞だなって思ってました。こんなきれいな曲なのに世界にきらめいているのはゴミで僕たちは世界に拒まれているなんて。何があったのか知りたい。PVは。PVは謎だよね(謎多いなこの曲)そもそもこの演奏している療養所みたいな所が謎。音楽番組とかでは1番のサビがやはり流れることが多いのですが、なぜ後ろで看護婦さんみたいな人がシーツを干しているかがかなりの謎だった。まあ、スピッツってなんか謎というか、よく分からないもの多いよね。今日はこの辺にしておきましょう

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