私と凪のあすから

好きは、海と似ている。
第25話

 今日のテーマは、先日惜しまれつつ最終回を迎えたテレビアニメ凪のあすからです。10月開始の2クールものですね。これも東京レイヴンズと同じく関東にいた頃から見ていた番組で、いよいよ関東のアニメもお別れです。ああMXよ、もう二度と見ることも無いかもしれないけど元気でねっていう、そんな感じでいきましょう

 ずいぶん寂しげだね。さて凪のあすから。原作は存在しないオリジナルアニメですね。オリジナルで2クールかーと最初思ってたけど、第1回放送の多分10分前くらいに「凪?明日からがんばる?ニートの話かな?」とか思いながら公式サイトを見て、海と陸の何たらファンタジーみたいな文章を見た瞬間「ファンタジーだぁ!」って叫んで録画を始めたのを覚えています。まあ10分前だと考える時間無いもんね

 時間が無かったのはそうだけど夜中に叫ばないでよ。あと絵がちょっと不安だった。これはキャラクター原案がラノベの絵でもたまに名前を聞くブリキさんで、もともとこの人が原案だったアニメを「ちょっとこれ絵が苦手だな…」って見なくなったことがあったのです。しかも2作品。基本俺は絵で見ることをやめるなんて事はまずしないので相当(多分前世の因果的なレベルで)合わなかったのでしょう…もったいないことです

 でももう大丈夫。これ全話みたからにはブリキさんの絵もこれからはいけるはず。そんな見る前からいろいろあった凪あすですが、話的には、かつて人は海の底に住んでいたという世界のもと、地上に上がってしまった人と海に暮らす人、その間で繰り広げられる人間模様を中心に繰り広げられます。第1話、海の底の中学が廃校となり(また廃校アニメか…)地上の学校に通うこととなった4人…ってあたりで、これは地上の人との交流を描くものなのかな〜2クール持つのかな〜くらいに思っていました。ヒロインが釣り上げられるまでは

 あーこれはヒロインを釣ったりするアニメか(違います)いやまあ釣り上げられたのは事実だけど、そこから物語は始まります。前半は陸上の同級生との反発から和解、姉ちゃんが陸上に嫁ぐなど海と陸とのかかわりを描きます。そして前半のキーとなるおふねひきにて起きた大事件により離れ離れになった5人の5年後から始まる後半は、うって変わってその5人+前半では年下だった2人の7人の関係性を描くようになります。そして、いろんな感情はみんな海から来るんだというよく分からない結論で幕を閉じます

 そんな結論でしたっけ?なんかそんなこと言ってたよ確か。いやー真面目に見てたアニメの中では割と恋愛色強めの作品だったからおなかいっぱいになっちゃったよ。もうアニメでの恋愛シーンは当分いいわ。桜Trickくらいで十分だ(それはどうかと思う)さて、主題歌は。主題歌も前半後半で別れており、どちらもOPがRayさん、EDがやなぎなぎさんとなっています。どれが好き?俺としては後半EDの「三つ葉の結びめ」が、今期No.1ED決定だなってくらい好き。サビに入って「結んで〜」って長く伸ばすところがあるのですが、ここで同じ音を保ちつつその後ろではコードが変化していくっていう、クリシェの時も言ったけどその変わるところと変わらないところみたいなのが好きなんです。きゅんきゅんするのです

 あれはもうサビで大勝利だよね。後半OPも好きだったけどBメロで喋り出したよね。あれは…。でもサビ前で一旦音を止めてサビで一斉に再開する演出は凄い。きゅんきゅんする(しつこいな)ということで、後半になるにつれて感情的な作品となっていきましたが、最終回で流れた前半OPを聞いたときそういえば初めは爽やかな感じだったなーってのを思い出したのでした。オリジナル2クールものは興味深いですね。ではまた!

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