125曲目 ELECTRIC PROPHET(電気じかけの予言者)

歌:TM NETWORK
作詞:小室哲哉
作曲:小室哲哉、木根尚登
編曲:小室哲哉
リリース:1985年11月28日(ミニアルバム「TWINKLE NIGHT」)
こんな曲

 125曲目はTM NETWORKのELECTRIC PROPHET(電気じかけの予言者)です。やっぱTMR出したらTMNも出したくなるじゃんか。なら次はTMGにするか(TMGって何だっけ)松本さんよ松本さん。浅倉大介さん然り、どうもTMNのサポートをした人はTMの付くプロジェクトを始動させてしまいがちらしい。まあそれはいいとして、TMN、前の100曲の時は10曲目94曲目の2回挙げてどちらもバラードだったのですが、またバラードです。TMには激しい曲も、なんならメタルの曲もあるのにもったいないですが、まあ始めましょう

 これはリリース年でも分かる通りTMの初期の曲です。まだ木根さんがグラサンしてた時(ずっとしてるよ)じゃあグラサンを始めて間もない時(グラサンから離れて)にもかかわらず、全盛期の曲に並んでファンの人気の高い曲です。のちに木根さんが書いた自伝的な著書のタイトルが「電気じかけの予言者たち」なのからも分かるように本人たちにとっても重要な曲なんでしょうね。ということで初期から活動停止までいろんなライブで演奏され、活動再開後も演奏されています。多分俺が最初に知ったのもそんなライブ映像をネットで見た時じゃないかな。テレビで見た記憶もないし

 で、どんな曲かというと8分を超える長い曲です。半ば語りのようになっているAメロと、TMでは珍しい高音連打のサビからなる変化の激しい曲。正直オリジナルバージョンはサビの部分のウツの声が若すぎるのかそこまで好きではないのですが、後期のライブで演奏されるこの曲は本当好き。上のリンクではウツと木根さんが見事なハーモニーを聞かせてくれています。TMって同じ3人組のアルフィーを意識してコーラスにはこだわっているって聞いたことがあるけど、見事だよね

 歌詞はというと、タイトルは時計じかけのオレンジのパロディですね。作詞の小室さんによるとこの映画の世界観で詞を書いてみたかったらしい。まあ俺は時計じかけのオレンジを知らないんだけど(また教養の無さが…)ロマンチックだよね。未来の世界から君を迎えに来たとか、もう少女漫画の王子様でしょ。TMは小室みつ子さんと小室哲哉さんが詞を書くことが多いのですが、こういう少女的な詞を哲哉さんの方が書いてるのも面白いよね。ということで今日はこの辺にしておきましょう

 完成まであと75曲

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