94曲目 Nights of The Knife

歌:TMN
作詞:小室みつ子
作曲:小室哲哉
編曲:小室哲哉
リリース:1994年4月21日(シングル)
公式PV

 94曲目はTMNのNights of The Knifeです。今気づいたけど93曲目が93年の曲で94曲目が94年の曲なんだな。そしてどちらも4月21日。俺の誕生日名曲多すぎだな。まあそれはいいとして、TMの「最後の曲」ですね。1984年の4月21日にデビューしたTMNは10周年の記念日にこの曲を発表すると同時に終了を発表しました。いきなり「今日解散する」なんて言い出したんだからすごい話だよね。94年のことなので俺はリアルタイムでは知らない話なのですが、当時はどんな感じだったのだろうか

 この曲の歌詞が「俺たちのこれからに期待して」みたいな内容だから、報道を見てなかった人にはまだTMが続くと思った人もいたみたいだよ。ということで曲の話に行きましょうか。最後の曲だけど「さよなら」ではなく「これから」をテーマにするというのは作詞の小室みつ子さんへの注文にあったらしい。そう考えると「君は僕を忘れる」と歌っている前曲の「すばらしい日々」とは雰囲気が逆だな。最後の曲にもいろいろあるんだね。歌詞というとAメロにある「昔君とただ街を見下ろしたあの丘」というのは、TMの往年の名曲Fool on the planetの「星降る小高い丘」のことなんですって。なんかそういうつながりって好き

 で、この曲はラストライブの最後の曲として演奏されたのですが、2番サビ終わりから転調して大サビの間に、原曲にはないシンセのみが小さく鳴っている時間が挿入されています。そこでボーカルの宇都宮さんによる「1974で出会った人にも、Love Trainしか歌えない人にも、昨日ファンになった人にも、今まで僕らを支えてくれたすべての人たちに心から感謝します」という有名な台詞が入ります。1974というのはTMがデビュー前にコンテストで演奏した、いわば始まりの曲ですね。そこからのファン、最大のヒット曲Love Trainしか知らないファン、なったばかりのファン、残念ながら俺はそのどれでもないのですが(まあ当時知らなかったからな)TMの歴史を感じる名台詞だと思います

 そして大サビの後に、またまた原曲にはない1分弱の長いギターソロがあり、総演奏時間は10分近くの大曲になります。ちなみに木根さんはリズムギターなのでこの長い見せ場はどこの馬の骨とも知らぬ人物が弾いています(葛城さんじゃないの?)なるほど。ナイス葛城さん。では今日はこの辺にしておきましょう

 完成まであと6曲

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