169曲目　異邦人

　169曲目はTAK MATSUMOTO featuring ZARDの異邦人です。これはカバー曲ですね。カバー曲はどう扱えばいいのか迷っていたので、本当は前々から挙げたかったやつなのですが、ずっとそのままになっていました。でもよく考えると俺はカバー曲いいと思うんだよね。「夏祭り」もWhiteberry版の方がアレンジは好きだし、Hello, AgainがJUJUさんによってカバーされてリバイバルヒットしたのも普通に嬉しかった。なので今日はこっちの、カバー版の方の異邦人です

　この曲の原曲は、シンガーソングライター久保田早紀（現：久米小百合）さんによって1979年に発表された曲です。こんな曲。街には竹の子族があふれていた1979年。懐かしいね（懐かしいの？？）俺も当時は14歳だったから。さすがに無理か。でもまあ曲自体は有名な曲なので知っていました。懐メロ特番とかだとよく出てくるよね。原曲は異邦人〜シルクロードのテーマ〜というタイトルで、イントロからしてもう民族楽器みたいな音が聞こえてくるなかなか凄い曲でした。なので、メロディは好きだけどちょっと独特な曲だな…というイメージでした

　そして2003年、このカバー版を聞いたのでした。この頃、TAK MATSUMOTOことB'zの松本さんはゲストボーカルと組んで昭和のカバーシリーズを作っていました。他には盟友稲葉浩志さんの「勝手にしやがれ」とか、倉木麻衣さんの「イミテーション・ゴールド」とかあったよね。そのうちの1曲がこれで、シングルにもなったのでランキング番組でも流れていたのですが、おーって思ったな。原曲のオリエンタルな感じから一転、ロックな感じ。イントロは松本さんのギターになっていて、あのきれいなメロディをZARDの坂井さんが歌っている。完璧な状態なのでは？原曲もいいけど、坂井さんの声って本当素敵だと思う

　そんな感じで原曲より好きなカバーのひとつです。それにしても（Wikipedia見ながら）異邦人のカバーの数凄いな…さすが名曲。ということで今日はこの辺にしておきましょう

　完成まであと31曲