私と心臓

神さまが天使たちの一人に「町の中で最も貴いものを二つ持ってきなさい」とおっしゃいました。
その天使は、神さまのところに鉛の心臓と死んだ鳥を持ってきました。
神さまは「よく選んできた」とおっしゃいました。
「天国の庭園でこの小さな鳥は永遠に歌い、 黄金の都でこの幸福の王子は私を賛美するだろう」
オスカー・ワイルド「幸福の王子」(訳:結城浩

 今日のテーマは心臓です。ことあるごとにドキドキしてたせいでつい先日健康診断にて洞性不整脈と診断された俺にとっては結構タイムリーなテーマですよ。今日はそういう、左心房的な話をしたいです。多分無理です(絶対無理でしょ)小学校の頃に習ったんだけどなー左心房から左心室に行って、肺か動脈かどっちかに行くんだよ(どっちかって)左心室からは動脈に行くそうですよ。そして静脈から帰ってきた血液は右心房から右心室に行って、肺に行くわけですね。ほえー。小学校の時の方が頭いいな俺。ちょっと説教してもらわないといけないな小学校の頃の自分に。あの頃の未来に僕らは立っているのかな?全てが思うほどうまくはいかないみたいだ…

 中居くんがそんなことを言っていました(中居くん限定なんだ?)くそっ心臓の話をしていたはずなのに死にたくなってきたぞ。さて。洞性不整脈の話をしましたが俺は幼い頃から脈がおかしいというか、脈が速すぎるという性質を持っていました。それに初めて気づいたのは今でもよく覚えているのですが、小学校何年生かの時(覚えてないじゃねえか)理科の授業でみんなで脈の速さを計測することがあった時です。授業の目的としては運動後にも脈をとって、運動をした後は脈が速くなりますねーということを言いたかったと思うのですが、周りの子の「運動後の数値」を運動前からはじき出す空気の読めない子供だったのです(そんなこと言われても)別の授業では「心拍数の速いネズミのような小動物は寿命が短いことが分かりますねー」とか言われて、なんだよじゃあ俺早死にってことじゃねえかよ27歳で死ぬのかよってグレたこともありました。盗んだバイクで窓ガラスを壊して回ったこともあったかもしれない

 無いでしょ。何か他に思い出無いの?高校くらいの時にふとしたことから心拍数の話題になって、当時好きだった子に「そんなに速いんだー」って脈を触られて、本当だ速いねーって、あの時はいつもよりさらにドキドキしたな。みたいなのないのかよ(具体的すぎるだろ)でもそういうのあったかもな。淡い思い出だよね。脈速くてよかったことなんて他ないよね

 ということで、例によって心臓ソングの話でもして終わりましょうか(心臓ソングって)Heartっていう曲なら福山雅治からDo As Infinityまであるだろうけど、心臓…?ロメオの心臓とかあったよね。なんだっけそれ(BLANKEY JET CITYだね)アルバムタイトルか。他は…山崎まさよしに「心拍数」って曲あったよね。きっと山崎さんが自分の心拍数が速いことについて歌った曲だと思います(違います)10年くらい前に山崎さんがこのシングルを地方別に発売して、それがCDTVの30位くらいに全部出てきたことがあって、39位「心拍数」38位「心拍数」37位「心拍数」…そのたびに流れる「心拍数」のサビ。なかなか楽しかったです。ではまた!

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