200曲目 THE LAST SONG

歌:X JAPAN
作詞:YOSHIKI
作曲:YOSHIKI
編曲:X JAPAN
リリース:1998年3月18日(シングル)
公式視聴

 200曲目はX JAPANのTHE LAST SONGです。そのまんまのタイトルです。1年掛けてやってきたこの企画もいよいよ終わりですね。まあ本編は昨日の199曲目で終わりで、これは退場の音楽みたいなものです。スタッフロールが流れるよね。スタッフいないけど。では最後の曲、始めましょう

 偶然にも198〜200曲目が全部1998年の曲でした。これは1997年末に解散したX JAPANが、解散後に最後のシングルとして発売した曲です。でも当時俺は解散直前に出した「Forever Love(last mix)」を最後の曲だと信じ込んでおり、この曲の存在すら知りませんでした。一応週間8位という順位に入っていたので目には入っていたと思うんだけど、なぜだろう…最後紅白のラストステージを号泣しながら見送った後だったので、その後にX JAPANという名前を見ても意識下のレベルで存在を認めていなかったのかもしれない

 号泣なんてしてたか…?曲についてですが、この曲は今まで挙げてきた曲の中でもかなり異色な曲です。まずAメロとかサビとかそういう物が存在しない。基本的には6小節からなるTOSHIさんのボーカルパートと、YOSHIKIさんが何やらぶつぶつ言ってるパート(言い方!)その繰り返しです。なのであまり好きになるタイプの曲と思えない、それに「解散の思い出の曲」とかでもない(当時存在すら知らなかった)、なのになぜか定期的に聞きたくなるんだよねこれ。不思議な話だけど、この曲全体にある「悲しさ」みたいなものにひかれるのかもしれない。きれいで悲しい曲好きだから

 そんなこの曲は1997年大晦日に行われたX JAPANラストライブの、タイトル通り最後の曲として演奏されたのでした。この曲が終わった後ローラースケートをステージに置いて退場するんだよね(誰がローラースケート履いてたんだよ)あれマイクを置くんだっけ?まあそれはいいとして、この後HIDEさんの死去、TOSHIさんの洗脳騒動など多くの困難を乗り越えて、10年後の2008年に見事X JAPANは復活ライブを開催することになるのです。その1曲目がこのTHE LAST SONGだったんだよね。最後の曲が始まりの曲になったんだね。いい話だなー。ちなみにその復活ライブのラストはというと、YOSHIKIさんが失神して終わったそうです。ハハハ。それはあまりいい話じゃないな…って、何が言いたいのかよく分からなくなってしまいましたが、要は終わりは始まりということです。この企画は今日で終わりだけど、明日開設9周年を迎えて次は何が始まるのでしょうか。今までありがとうございました

 おわり

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