66曲目　笑顔のゲンキ

　66曲目はSMAPの笑顔のゲンキです。ここからまたちょっとアイドルソングに行こうかと思うのです。trfを除いてバンドが続いていたので。なのでSMAPです。国民的アイドルでしたからね。解散時のファンを無視したゴタゴタが気に入らなかったのでもうこのサイトでは話題にしないとは書いたけど、やはり取り上げざるを得ない。「夜空ノムコウ」みたいな誰もが知る名曲や、「君と僕の六ヶ月」みたいな誰も知らない名曲もありますが、今回挙げる曲はこの曲、笑顔のゲンキです

　1992年リリース。SMAPの初期の曲です。当然森くんもおりました。そしてこの曲はテレビアニメ「姫ちゃんのリボン」の主題歌となった、いわゆるアニメソングです。まあさすがに92年のアニメなので見たことは無いのですが…なんかお姫様みたいな人が水晶玉みたいな物で主人公を見ているようなOPのシーン無かったっけ（見たことあるのかよ）「今は遠くで見てるよ」って歌詞のフレーズと共に妙に覚えている…まあ当時の俺なら見ていても不思議ではない。家庭環境上。なんとなく内容も分かるし。リボンを付けてる時だけ魔法が使えてぬいぐるみと喋れるんだよね

　まあ「姫ちゃんのリボン」の話はいいとして、この曲。今までアイドルの曲を数曲挙げてきたけど、この曲はその中でもまさにアイドルという曲です。前時代的というか、90年代後半になるとSPEEDや安室ちゃんみたいな人たちの影響でアイドルがアーティスト化してしまい、こんな感じの曲は無くなってしまった気がします。作曲は馬飼野康二さん。変わった苗字なので知っている方も多いかもしれませんが、ジャニーズの名曲というとやたらとこの人の作曲を見ます。アイドルソング職人みたいな

　ということで初期SMAPでもかなり好きな曲なのですがこの曲、とにかく売れていない。SMAPは解散までに55枚のシングルを出しているのですが、この曲の推定売上は12.0万枚、実に54位。下から2番目。信じられるか。「スマイル戦士音レンジャー」に負けてるんだぞ（何だっけそれ）後に国民的グループになると誰も予想していなかった頃の、「どうしてYOU達は売れないの？」ってジャニーさんに言われてた下積み時代の作品ですね。これはいい曲だけど、なんか突破口が必要だったんだろうね。売れるのは難しい。ということで今日はこの辺にしておきましょう

　完成まであと34曲