64曲目 BOY MEETS GIRL

歌:trf
作詞:小室哲哉
作曲:小室哲哉
編曲:小室哲哉
リリース:1994年6月22日(シングル)
こんな曲

 64曲目はtrf(現:TRF)のBOY MEETS GIRLです。次で65曲、その次でもう全体の3分の2と、そろそろ終盤戦が見えてくるこの頃になって、今までの曲目を見ながら俺は名曲ばかりだなーと思っていた。そして思った。TRFが出ていないのではないかと。マジか。いやいや自称小室ファンとしてこの期に及ぶまでTRFが出てないなんてことあるわけが…。ちょっともう1回探してきなさい

 ってことで今日はtrfです(無かったのか)小室プロデュース時代なので小文字のtrfです。trfというのはいわゆる小室ファミリーの中では最古参にあたるグループで、TMNを終了した小室さんが裏方として手掛けた第1号アーティストにして、当時洋楽のコンピレーションCDを専門にしていたavexの邦楽第1号アーティストでした。後にtrfでビルが建つくらいヒットを連発するのですが、その中でも割と初期のヒット曲、出世作にあたるのがこのBOY MEETS GIRLです。これは名曲だ

 まずこの曲イントロから凄い。呪文のようなフレーズで始まります。こんなんだからDJ KOOが呪いかけてるとか言われるのよ。そしてそれにかぶせるようにピアノの音が流れる。この金属的なピアノの音は有名な「ローランド・JD-800の音色53番」で、コード進行の「小室進行」よりよほど小室さんを象徴している存在だと思うのです。DEPARTURESのイントロとかこのキンキンするピアノあってこそじゃんか。そしてサビメロ。「ミ、ファ#、ソ#、ラ」の4音だけで成り立っている音域の狭いサビでありながら、1ヶ所だけ1オクターブの跳躍があります。一時期ヒット曲には必ずメロディの跳躍があるって説が唱えられていたことがあって、必ずではないと思うけど、確かにHello, Againにも「今も胸に」で1オクターブの跳躍があったりして、やっぱヒット曲はヒット曲たる所以があるんだな

 そんなことを思っていました。最後にBOY MEETS GIRLにはどうでもいい思い出があって、思い出せない曲があるってスレでこの曲を当てたことがあるのです。曲を当てたことはあるけどこんなに反応されたのは初めてだったので今でも覚えています。そんなどうでもいいことを思い出したところで今日はこの辺にしておきましょう

 完成まであと36曲

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