51曲目はMY LITTLE LOVERの赤いグライダーです。ここから後半戦に突入ということで誰から始めようかと思ったのですが、基本に戻りもう一度マイラバから始めることにしました。もともとアーティストをばらけさせるという方針だったけど、百人一首にするつもりもなかったし、100曲もあるんだから1曲だけなんてもったいない。なので51〜53曲目は1〜3曲目と同じ3大グループから挙げます。どの曲を挙げるか予想しておいて下さい。当たったらすごい
さて、赤いグライダーというのはマイラバの4枚目のフルアルバム「Topics」に収録されている曲です。以前にも書いたことがあるけど、名盤というのはアルバム曲にシングル曲を越えてくるレベルの名曲があるものだと思うのです。この曲がまさにそれ。なのにこのアルバム知名度が全然無い。びっくりするくらい売れなかった。一応CMはしていた気がするけど…。多くの人はマイラバってDESTINYとかの時代で止まっていて、「音のない世界」がトップ10に入った時「いたの??」だったと思うのです。まあ多少マニアックな方向に行くこともあったけど、基本マイラバはポップのフィールドにずっといたんだよってことを、今日はそれを書きたかったということで
曲的なところに行くと、この曲は全盛期のヒット曲「白いカイト」の続編にあたる曲なんだそうですよ。確かに、青空に揺れる白いカイトと、夕暮れの空を旋回する赤いグライダーの描写はつながっていて、その間に関係が終わってしまった時の流れを感じさせる気がする。そして白いカイトと同じくこの曲は藤井謙二さんのギターをフィーチャーした曲です。白いカイトと違うのはこの曲は完全にロックバンド形式で演奏されていることで、後のベストアルバムの解説でも「藤井謙二の好みそうなタイプの曲」とされていた気がします。藤井さんは残念ながらこのアルバムを最後にマイラバを脱退してしまうのですが、斉藤和義さんのサポートで紅白に出場したり、チバユウスケさんたちとThe Birthdayで活動したり、元気にやっているみたいですね。できたら2015年のre:evergreenで1曲ゲスト参加とかしてほしかったのですが…。このような感じで後半戦もやっていきます
完成まであと49曲
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