24曲目　サラバ青春

　24曲目はチャットモンチーのサラバ青春です。昨日のいきものがかりに続いて俺の中では00年代後半を彩る存在であったチャットモンチーさんの曲を今回は書こうかなと思います。この曲はチャットさんのメジャーでは最初のCDとなるミニアルバム「chatmonchy has come」の収録曲ですね。Mステの若手紹介コーナーでシャングリラを演奏していたのを見たのが最初なので全然リアルタイムではないのですが、最初聞いた時びっくりした。このアルバム名曲しかないな。これがデビュー作とか何なのこの人たちって。SOPHIAのヒマワリを聞いた時と同じで、この人たち最初ですでに完成してたんだなってことを思っていました。実際にはここからいろいろな意味で進化変化していくのですが、その最初のアルバムの1曲、曲順的には最後を飾る超バラードです

　超がつくのか。曲的には、アルバムの他の曲と同じくギターベースドラムのみが使われたロックなバラードです。イントロにベースでキンコンカンコンが流れるんだよね。見つからなかったので上のリンクにはピアノと鍵盤ハーモニカで歌っているライブバージョンを貼っているのですが、このバージョンも何かのアルバムに入ってたね。オリジナルの方が俺は好きなのでみなさんサブスクリプションとやらで探してください。あるかどうかは知りません

　そればっかだな…オリジナルといえば、オリジナルのバージョンは発表から2年後くらいの卒業シーズンにリクルートのCM曲となったらしいのです。見た記憶はないのですが、これはいいなー。リクルートのくせにいいCM作りやがって…。このCMもそうだしタイトルからしてそうなのですがこれは卒業ソングです。「卒業式の前の日」という最も印象深い日のひとつであろう日の光景を描写した歌詞ですね。こうやって思い出話ばかりしたがる俺には「いつだって過去には勝てやしない」という言葉が重すぎる。これを作詞したドラムの高橋さんは途中で脱退してしまいます。俺はドラマーの違いとかはよく分からないのですが、作詞家としての高橋さんを失ってしまうことがとても悲しかったな。ということで今日はこの辺にしておきましょう

　完成まであと76曲