27曲目 願い星

歌:Whiteberry
作詞:Whiteberry
作曲:坂井紀雄
編曲:坂井紀雄
リリース:2000年9月6日(アルバム「(初)」)
こんな曲

 27曲目はWhiteberryの願い星です。前回突如としてV2を挙げたので途切れてしまいましたが、2曲前の「おなじ星」に続く星シリーズです。星の付く曲は大概好きだからな(それはもう聞いた)Whiteberryは、1999年夏にデビューした北海道出身のバンドで、最初に見たのはCD屋に置いていたフリーペーパーで「注目の新人!」としてファーストミニアルバム「after school」が取り上げられているところでした。その後シングル「YUKI」がめちゃイケさんの主題歌で注目を集め、代表曲となる「夏祭り」につながっていくのですが、その夏祭りが収録されたアルバムのアルバム曲のひとつがこの曲です

 どんな曲かというとポップでかわいらしい曲です。本当そういう曲好きだね。Whiteberryは最初期はジュディマリの恩田さんがプロデュースや楽曲提供を行っていて、この曲もてっきりそうかと思っていたら違っていたのですが、ジュディマリのかわいい系の曲につながるような、そんな曲です。イントロはピアノから始まり、割とその後はJ-POPのフォーマットに沿った素直な展開をしていくのですが、2番Bメロ終わりでソロに突入するみたいな変わったところもあります。ちなみにそのソロはキーボードソロで、イントロといいキーボードが目立つ曲。なるほど。じゃあこれもバンドリでカバーしよう。ポピパでやれば絶対はまる

 もうそればっかだな。歌詞的には自作なのでまあ特筆することもないシンプルな歌詞なのですが、「今できることは全部したい/一日がもっと長くなればいいのに」っていうフレーズが印象的と言うか、子供の頃ってなんでも興味があって一日は短くて一年は長くて、俺はいつからこういう風に思わなくなったんだろうって思うよね。この曲を聞いていた時代は俺も子供だったはずだけど…って、なんか悲しい感じになってきた。Whiteberryとしてはここから作曲も含めて自作の方向に進み、桜並木道という名曲も生み出しながら結果が伸びず、メンバーの大学進学といういわゆる大人になるタイミングで解散してしまうのですが、そのためか残された曲はみずみずしい輝きを持った曲ばかりのイメージがあります。この子たちは今何をしているんでしょうか。ということで今日はこの辺にしておきましょう

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