# | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
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6 | My Painting | 小林武史 | 小林武史 | 小林武史 |
7 | 暮れゆく街で | AKKO | 小林武史 | 小林武史 |
8 | Declicacy | 小林武史 | 小林武史 | 小林武史 |
9 | Man & Woman | 小林武史、 | 小林武史 | 小林武史 |
10 | evergreen | 小林武史 | 小林武史 | 小林武史 |
今日のテーマは引き続きevergreenです。今度は6曲目〜10曲目
6曲目「My Painting」 ここからB面(CDだけど)気を取り直してという感じでもないですが、ひたすらスネアドラムが表の拍を打ちまくる軽快な曲です。MY LITTLE LOVERは一般的には9曲目のMan & Womanでデビューしたと認識されていますが、実際にはこの曲との両A面で発売され、このMy PaintingのPVも制作されていました。とか言っている俺もPV集で見るまでこのPVは見たことありませんでした。AKKOさんもギターの藤井さんも若い。あと、この曲の最後「いつかHappy girl」の前は一体何を言っているんだろう?20年来の謎です
7曲目「暮れゆく街で」 一転して暗い!ギターもドラムも登場しない曲です。シンセのみのイントロ→歌→ベース→なんか管楽器(オーボエね)と曲が進むにつれて重なっていく展開は好きだけどやっぱ暗い。展開といえばコード進行がまた不思議な雰囲気をかもし出していて、耳コピでは太刀打ちできなかったのも思い出です。Aメロの後半のFm7→Bb7→Am7-5→D→Gm7→C→Fm7→Gという4小節、理論的にはどのようなものなのか分かりませんが流れるようにきれいな展開です。歌詞は90年代マイラバでは珍しいAKKOさん単独による歌詞で、これまた暗い。恋人との終焉を描いた当時新婚とは思えない病みまくりの(病んではない)歌詞です。2ndアルバムにある「anniversary」みたいにのろけられても困るけど(困らないよ)心配になるよね
8曲目「Delicacy(Album Version)」 Hello, Againのカップリング曲として発表された曲で、当時家のカーステレオでHello, Againの次に流れていてよく聞いた覚えのある思い出の曲です。ホーンセクションが目立っている、このアルバムでも華やかな曲ですね。「悪気もない他意もない でもちょっとだけデリカシーがないんだわ」当時デリカシーという言葉を初めて聞いて、しばらくはその意味も知らないまま聞いていました。今でこそデリカシーの代名詞みたいになっていない(いないんかい)俺ですが、歴史ありですね。こっちのAlbum Versionは分かりやすく、曲ラストがフェードアウトせず、妙なSEとともに誰のものとも知らないナレーションが入り次の曲につながります
9曲目「Man & Woman」 デビュー曲ですね。若い(それさっき聞いた)CDTV登場のVTRとか特番で見たことあるけど、それも若い!当時はこの曲を聞いて「こんな低い歌もあるんだなー」とよく分からない感心をしていました。「♪世界中で〜」からのBメロですね。あの頃は音楽なんて初めて聞いてたから何もかも珍しかったんだよね。Bメロといえばこの曲はサビ→Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→Bメロ→Aメロ→Bメロ→サビという変な展開(変言うな)です。Cメロ→Bメロ→Aメロとか面白いよね
10曲目「evergreen」 ついに最後の曲です。スケールのでかい曲。イントロのギター+ドラムから静かに入ってくるピアノとか、なんか神々しいよね。俺がただピアノ好きなのもあるけど。またこの曲はドラムが凄い。って誰かが言ってた(誰かなんだ?)サビまでの細かいシンバルとか、ラストのコーラス部に入って覚醒するところとか。クレジットによるとMIKE BAIRDという方だそうですが、へぇ。やるなマイクベアード(適当だな)冬が過ぎて夏が来ても緑はいつも自分の心にあるというメッセージとともにこのアルバムは幕を閉じるのです
ということで全10曲。全てが名曲。ファーストアルバムにしてベストアルバム(それあみーごだ)ともいえる、受け入れやすいアルバムだと思います。当時は勢いで270万枚とか売り上げて歴代25位くらいに入っているはずですが、実際いいアルバムですよ(なんかトイズファクトリーの回し者みたいになってきたな)20周年を記念した「re:evergreen」もどうでしょう(だからいいよもう)ではまた!
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