今日のテーマはHTML Validatorです。開設以来健全なサイトを、テキストサイト界のNHK教育的なものを目指していたこのサイトとしては(目指してたっけ?)HTMLはW3C勧告の通り書きたい。と考えていました。ということで今日は、このサイトのトップページにW3C Validatorを掛けながらいちゃもんが付いた所を修正していました(いちゃもんって…)もともと単純なページだし間違った記述は無かったのですが、外部のサービスによって「これを貼ってください」と提供されたタグがエラーになっていたので、今日はそれを修正します
1つ目は忍者カウンター提供のタグ。「/>」で終わっているタグなのですが、これはHTML4.01では認められていません。あとで広告のところでも出るのですが、なぜか忍者はXHTML用のタグを提供しているみたいです。HTML5なら認められており、HTML5を想定しているのかも?という考えもできますが、残念ながらHTML5が影も形も無い頃からこの問題はあったらしい。なので意図は分かりませんが削除してしまいましょう
続いてはtxt-island提供の記述。&を&と書いていないのと、imgタグに必須であるalt属性が入ってないことが問題視されています。altってTransitionalでも必須なんだね。なので修正してしまいましょう
以上の修正で、Validatorの合格をもらいました。やったー。その画面の下のほうにあるタグを書くことによって、↑のようなバナーを付けることができるのです。要するにここは正しいHTMLを使ってる各種ブラウザに優しいサイトだよ〜っていう自慢ですね(自慢は違いますね)しかし!そう上手くはいかないもので、そのバナーをクリックすると分かるのですが、実際にはさっきみたいに合格しない。これは忍者ツールズによって自動挿入された広告のタグがエラーを出しているのです。具体的には、さっき修正したのと同じ「/>」で終わるタグと&がエスケープされていない部分。実はこれはもう5年前には問題視されており、なんと忍者側から修正予定は無いというアナウンスまであるのです。ええ…まあそこまできっぱり対応しません宣言されちゃ仕方ない。今回はここまでで諦めましょう
さて、HTMLのValidatorにはもう1つ有名なものがあります。それがAnother HTML-lintというところ。もう1つだけにAnotherってやかましいわハハハ、さて(何だよ)これはもっと細かくいろいろと、非推奨とか「こうした方がいい」というものまでどんどん指摘してきます。さっき合格したindex.htmlをしてみたところ、29個のエラーがありました。このHTMLは82点です。とあり、「よくできました」というアイコンが出てきたものの改善点はあるらしい。ちなみに自動挿入の広告が入った状態で調べたら42個のエラーがありました。このHTMLは42点です。とのこと。なかなか厳しい
ということでした。きれいなHTMLの道は厳しいですね。HTMLでサイト書いている方はもValidatorで遊んでみてはどうでしょう。ではまた!
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